ミズノランニングクラブに応募してみた件
少し前の話しになりますが、ミズノランニングクラブ(MRC)に応募してみた件を書きます。
MRCとは
スポーツメーカーミズノが取り纏める、一般市民ランナーで構成されたランニングチームです。
詳細は下記リンクを参照ください。
知識と経験を活かす場
今までガムシャラに走ってきたので比較的速くなりましたが、同時に知識と経験を得てきました。
特に得たいと思ったわけではなく、結果的に得られたものです。
通常この知識と経験を活かす場はなく、当初は活かしたいとも考えたこともなく、せいぜいランニング仲間との会話には役立つくらいの気持ちでした。
しかしこのMRCの存在を知った時、こういうのもあるんだ、楽しそうだなといった気持ちが芽生えました。
応募資格がエゲツない!
言うなれば教える側に立つため、また大会のペースメーカーをつとめるとなると、それなりの走力が必要です。
ということで男性の応募資格はフルマラソン3時間以内。
これはかなり厳しい資格ですね(^_^;)
マラソン人口のおよそ3%が3時間を切れると言われています。
私の自己ベストは3時間切れてますが、それはもう5年以上前の話です。
練習しておいそれと3時間切れるものではなく、長い期間の練習を経て達成できると経験してます。
仮に達成して、応募できてももちろん落ちる可能性もあるわけですから狭き門です。
実は去年応募した
善は急げと言うことで、実は私は去年応募してました。
御茶ノ水日にあるミズノスポーツ店に足を運び、面接?面談?みたいなのを受けてきました。
結果から言うと落ちましたorz
少し詳細を書いてみます。
応募者80人くらい
だったような記憶。
屈強な人がたくさんいました。
そして受かるのが確か数人。
何か特別なアドバンテージを持ってないと受かる気がしませんね(^_^;)
説明会
MRCの代表が、我々はこういうチームで、こういう考え方を元に、こういう活動を行っているみたいな説明がされました。
プリントも数枚配られました。
雑談会
10人くらいのグループに分かれて、そこに現役MRCのメンバー2人を加えて雑談会が行われました。
応募用紙を元にMRCの人が応募者に1人ずつ質問するような形式です。
聞きたいことあればこちらからも聞けるスタイルで、かなりフランクだった印象です。
ランニング
本当はこの後各グループに分かれてランニングをする予定でしたが、急遽中止になりました。
応募者が多かったためです。
以前はこんないなかったらしいのですが、今回急に増えたらしいです。
その他気になったこと
服装です。
特に指定はなく私服で良かったのですが、何の靴を履いていくかです。
見たところ、ほぼ全員ミズノを履いていました。
ミズノへ選考会受けにいくので、当たり前と言えば当たり前ですが、私はニューバランスを履いていきました。
だって指定されてないもん(・Д・)
雑談会では足が前に出るので、みんなミズノ履いてる中、私のニューバランスは目立つ目立つ(笑)
まさかニューバランスを見て落としたとは考えにくいですが、いい方向の目立ち方ではないので、極力ミズノを履いて行った方が良さそうです(^_^;)
今年も応募してみた
ということで去年は落ちたので、今年も応募してみました。
去年から急激に応募者が増えたことを考慮したのか、合格者数がかなり増えました。
またサポーターが新設されました。
私は、現在の家庭の環境も視野に入れていたので、サポーターに応募しました。
8/1男の子が産まれました - 走るガーデニングおっさんの子育てブログ
というかMRCの応募資格は、サブ3に加えて、それがここ2年以内という縛りが追加されたので、私に応募資格はありませんでした。
選考は書類のみ
コロナの影響で去年のような集まりはありませんでした。
なので応募用紙のみです。
去年も応募したことはアドバンテージになるのかな?
私の強み
言うまでもなく私より速い人はたくさんいて、私より知識と経験が豊富な人もたくさんいて、私よりミズノの製品に詳しい人もたくさんいて、私より教えるのが上手な人もたくさんいます。
そんな中で何を武器にするか。
私は他の人とは違う観点からアドバイスができることを強みにしました。
強みとは
大きく二つに大別できると考えてます。
一つはもちろん強さ。
その強弱が強いほど、その人に強みがあると言えます。
もう一つは種類。
ベクトルと言い換えた方が分かりやすいですが、先に書いたように私は応募者の中において、同じ種類の強さを比べられてしまうと私に勝ち目はありません。
ですので種類を変えるほかありません。
たとえ強さが弱くても、誰にも持っていないモノを私は持っているというだけで、それはアドバンテージになると考えます。
ただし的外れな種類だと話しにならないし、この手のことで考えると的外れになりがちなので注意が必要ですが。
違う観点からアドバイス
マラソンしてる人の中で、その延長線上にある100キロマラソンやトレイルランニング、富士登山競走を経験してる人は多少なりいると思います。
しかし私はそれに加えて100m走、遠泳、トライアスロンを経験しています。
これらを経験している人はそうそういないと思います。
それをベースにできることは何かを考えた結果です。
マラソン以外もやるべき
走る能力を上げるには走ることが1番です。
これは間違いないです。
しかしその能力が向上する速度はやがて遅くなり、下手をすれば頭打ちになったり怪我をしたりします。
なぜか。
それは土台が弱いから。
「走る」しかしてないと、極論、「走る」を頂点とした傾斜の高い山のようなグラフの能力値になります。
この頂点を高くするためには、まわりの能力を上げる必要があります。
簡単なところで言うと筋トレとか。
それだけで傾斜が持ち上がり、頂点がさらに高くなる余地ができると考えます。
では頂点以外のまわりは、筋トレ以外に何があるのか。
といった観点からのアドバイスができることを、私は強みにしました。
結果合格
実際どう評価されたか知る由もありませんが、合格いただきました。
コロナで活動はいまだゼロですが、とりあえず仕事に育児にランニングしながら、再開を楽しみに待ちたいと思います。