2022マロニエトライアスロン
栃木県の井頭公園内で行われるマロニエトライアスロンに今年も参加してきました。
きつかったけどやっぱり楽しい!!
子育ての社会人に三種目って無理ゲーじゃね?
いつも思うけど三種目を練習する時間ってどう考えても捻出できないよね。
まんべんなく三種目練習してもたぶん薄ーい成果物になってしまう。
みんなどうやってトレーニングしてきているのだろう。
3か月前からのトライアスロントレーニング内容
ランニングは普段からやってるのでまあ良い。
水泳は小さい頃からやってたので意外と得意です。
バイクはほとんど乗ってません。
という前提条件からトレーニングの計画を練りました。
1.水泳
3か月で6回練習しました。
練習内容はオーソドックスですが大体下記のような感じで、3000mは泳ぐ感じですね。
最初の方は全然泳げませんでしたが3回目くらいからスイスイです。
- アップ800m
- キック50m×10本前後、サークル1分くらい
- プル100m×5本前後、サークルなし(すぐ腕が上がらなくなるから)
- 個メ100m×4本前後、サークルなし(水をしっかりつかむことを意識)
- スイム100m×8本前後、サークル1分45秒(大会前にようやく到達)
- スカーリング数本
- ダウン
2.バイク
ロードバイクの乗って練習したのは3回でした、少なすぎ。。。
それと週1,2回、会社通勤をクロスバイクで走りました。
そのくらいですね、正直知識がなさ過ぎてとりあえず乗った感じです。
3.ランニング
3月に10年ぶりにサブスリー達成しました♪
渡良瀬遊水地で2時間57分30秒。
それからコンスタントに走ってきたので、バイクで抜かれたらランで挽回作戦です。
マロニエトライアスロン大会!!
去年と変わらずスタートは朝の7時!
大会後はプール一般公開するため、それまでに大会を終わらせなければならないから(笑)
というわけで5時前に目を覚まして、朝飯食べて、5時過ぎには車で出発、6時前に会場到着しました。
スタート前の準備
3種目準備するので、会場一時間前到着はかなり時間ないです。
まずは自転車をセッティングして、トランジットに預けなければなりません。
もちろんセッティング前に軽く漕いでおくことも必要です。
バタバタしてると30分前になり、今度は試泳が始まります。
最初は水泳なので、試泳は自転車のアップよりはるかに大事です。
しかも試泳時間はどの大会も時間が限られているので注視が必要です。
試泳に行く=スタート準備OKなので、その前にランニングの準備も忘れずに。
スタート前のアナウンスにて・・・
というわけでようやくスタートを迎えますが、10分前に大会側からこんなアナウンスがあり、選手たちにどよめきがありました。
「例年止まっている流れるプールですが、今年は稼働しています、泳ぐ方向と反対側に」
試泳で調子が悪いと思ったのはこういうことか!!(笑)
水泳スタート!!
参加者約100名に対してコロナ対策でローリングスタート!
5名ずつ5秒間隔で!
私は14番目のスタート!
1周250mのプールを3周しますが、1周目は前の人をガンガン追い抜きました。
練習の成果が出てる感じがしましたが、2周目は疲れたのでゆったり。
数人に抜かれましたが、3周目は出し切るつもりでオールアウト!
陸に上がると浮力がなくなり、疲れた体が鉛のように重く感じました。
が、そんなことは言ってられずトランジションエリアまでダッシュ!
が、階段たくさん登ってアスファルト走って芝生前の根っこを踏んでので、距離にして250mくらいあるのでダッシュが最後まで続かず(笑)
バイクで逃げろ!!
水泳は視界が悪いし時間差スタートしてるので自分が何位なのか全然分かりませんが、見た感じ選手が少なかったことから結構上位で水泳を終えたっぽいです。
となれば苦手のバイクでとにかく逃げるだけ!
コースは1周3.6kmを5周。
大腿筋全開で30分こぎ続けました!
抜いたり抜かれたししましたが、1周遅れなのか実際に抜かれたのかわからず、とにかくこぐしかないです。
絶望ランニング
トライアスロン、よくできてるものです。
いくらランニングが得意でも、その前のバイクが苦手だったら本来の力を発揮できません。
もちろんバイクの手を緩めてランニングで勝負というやり方もあったと思いますが、そんな逃げの手法は私の性分には合わないです。
勝負に徹することも大事ですが、やはり楽しむため、自分のやりたいようにやる、です。
結果、スタートから足がガクガク。
サブスリーの力は終始出ませんでした。
全然足が動かなくてなんか結構年配な選手にたくさん抜かれてしまいました。
唯一頑張れたのは、ラスト400mくらいにゼッケン58番の若そうな選手にすごい勢いで抜かれました。
私は絶景67番なので、逆算すると58番の選手は私より10秒早くスタートしています。
つまり58番がゴールして10秒以内に私がゴールすれば、見た目の順位は負けてますが、実際の順位は私が上になる。
そう思った瞬間、絶対58番の選手に勝とうと必死に食らいつきました。
ゴールが見えて、58番がゴールするのを確認し、心の中でカウントダウンを開始しました。
かろうじて9秒でゴールしましたが、結果はいかに!?
ゴール後倒れました~。
というか身体でかいな、もっと絞らないと。。。
総合7位でまさかの大健闘!!
いや~自分でもびっくりです。
水泳はまさかの3位通過でした。
あの練習量でこの結果は素晴らしいコスパですね。
バイクも単体では25位でしたが、全体では4位通過でした。
そしてランニングは、単体では16位で、3人に抜かれて7位でした。
そしてゼッケン58番との戦いは、1秒差で私の勝ちでした♪
番外編 バイクの漕ぎ方について
大会後、大会を運営してる方でトライアスロンのすごい実績を持った人とお話しする機会がありました。
なんでも本場ハワイで行われるアイアンマントライアスロン大会で、今現在も日本人記録ホルダーなんだとか。
私は「バイクで力を使い果たしてしまい、その後のランニングをまともに走れたことが一度もないのですが、どうすればよいですか?」という質問をぶつけました。
するとおじさんは「ちょっとスクワットやってみろ」といい、私がスクワットをすると「全然だめ」と言い放ちました。
どうやら自転車は、太ももではなくて、太ももの裏を使うのが正しいようです。
ペダルを踏むのに裏を使うって意味わかりませんが、その後調べたところ、太ももは心肺をとても活用してしまう筋肉らしいのですが、太もも裏は持久力戦に向いている筋肉だとか。
とにかくわかったのは、どうやら私は自転車の漕ぎ方が根本的に間違っていた可能性大です。
裏を返すとこれを克服できれば、自転車はもちろん、その後のランニングも本来の力がだせるかもしれないということ。
伸びしろたっぷりのトライアスロン、来年も参戦したいと思います!