シン・エヴァンゲリオン:||
エヴァは私の世代ど真ん中なので一応観てきました。
有休とって、朝一の上映で、そこそこいい席を取って。
はい、一応と言いながら結構楽しみにして観てきました。
楽しみっていいよね
お天道様が上ってる間の大半を仕事に費やして。
それを週に5回もやって。
仕事に楽しみがあればいいですが、まぁ普通の人はそうそうないわけで。
だから人生に楽しみは必要であって。
楽しみをするために仕事をしてるって考えれば理屈は合いますが。
とにかく楽しみっていいですよね。
本番が始まる前からウキウキしますので、長い間楽しめます。
今回のエヴァ映画についてもウキウキしてしまい、上映の5日前くらいから楽しめましたw
個人的に全世代にはウケないと思っている
クセ強めなのでw
鬼滅の刃のように正義がいて悪がいれば分かりやすいんですけどね。
鬼滅のすごいところは、悪には悪なりの理由があり、また強さの序列までついているので、シンプルかつ分かりやすい王道アニメといえるでしょう。
映像美も相まって素晴らしい作品だと思います。
エヴァは・・・そうですね・・・わかりにくいですよね。
使徒って悪なの?敵なの?何者なの?
作品の中では悪とは謳っていません。
敵だと碇司令は明言してましたが。
何者かはわかりません、使徒は正体不明です。
ただ使徒は目的を明確に持っており、その目的のために東京に攻めてきます。
かかる火の粉は振り払うのがエヴァってわけです。
シンって何
タイトルの「シン」って何だったのだろう。
タイトルのお尻の「:||」はなんとなく納得しましたが。
テレビ版と映画版
いろいろ謎を残して無理矢理終わるテレビ版。
その続きの映画版は世界が滅びバッドエンドで終わる。
よく考えるとなんともまぁひどいストーリーですねw
「序」
そんな初期エヴァから数年後、なぜかテレビアニメのダイジェストのような映画が始まりました。
当初は序→破→急→新の四部作と謳われてましたね。
使徒のビジュアルや世界観に若干変化が加わったものの、テレビアニメ26話を4分割したうちの一番最初が「序」でしたね。
「序」という意味も含めて特に疑念はありません。
「破」
私は映画館で観ましたが「シアター間違えた!」って思ったのをよく覚えています。
いきなり英語で始まり、知らない生き物と知らないロボットが戦ってました。
そういう意味では「破」なのかもしれなかったですね。
序はアニメ版と限りなく近いニアストーリー。
破はここを起点にアニメ版とは完全に異なったストーリーへと進んでいく位置づけ。
「Q」
Qってなんだろう、急じゃなかったのか、いつ変わったのだ。
Qのすごかったところは、何の前触れもなく破から14年後の世界を描いていたこと。
誰一人予測できなかっただろう。
シンジ君たちパイロットが歳をとっていなかったり、ヴンダーなる戦闘艦にミサトさんたちが乗っていてATフィールドまでも使っていたり、使徒ではなくエヴァを倒す組織になっていたり、突っ込みどころ満載。
ということで多分QはQuestionのQなのかな?
急展開の急を想定していたのかな最初は?
シン・エヴァンゲリオン:||
ということで戻りますが「シン」って何だ???????
新・・・・・?
シン・ゴジラのシン?真?
シンジのシン?
「:||」はネタバレになるので端折りますが。
解をファンに想像させるのが狙いなのか、解が元々ないのか。
いずれにせよエヴァは解を明確化してくれない考えさせるアニメですね。
感想
んでシンエヴァの映画はというと、私の楽しみに応えてくれた映画でした。
厳密に言うと、極論駄作だったとしても、私は満足していたでしょう。
内容はどうあれ、テレビアニメの頃から全部観てて、その完結作なのですから。
実際自分の中で納得できないことがいくつかありましたが、10点満点中10点です。
良かったところ
Qに対して誠実だったところですかね。
Questionに対しても、映画「Q」の世界観に対しても。
特に序盤はいい意味で期待を裏切られたので目が離せませんでした。
あとキャラクターの心情や、爽快感のある戦闘シーンも良かったです。
悪かったところ
誰もが納得するように全てを丸く納めるのは無理なわけで。
しかし丸く納める部分と納めない部分の境目が必要で。
多分納めなかったらエヴァっぽいという謎の納得感がエヴァにはあります。
ということで悪かったところは、丸く収めようとした結果、残念な納まり方になってしまったことがあったこと。
あと物理的法則を破ってしまったところw
まぁもともと則ってませんが、あからさまに破るのはどうかとw
もう一度観に行きます
謎を回収しにもう一度観にいくと思いますw
シンに対する下地ができたので、多分二回目は見方をかえて拾える部分を増やすことができると思いますので。