映画マクロスデルタ/フロンティア
今年は映画が豊作ですな。
先日マクロスを観てきました。
純粋に楽しかったです、期待通り^_^
MACROSS PORTAL SITE マクロスポータルサイト
マクロスとは
初代マクロスは半世紀前にテレビ放映されて、それから最新作のマクロスΔまで時系列の繋がりがあります。
マクロスの中でも大体50年後の世界ですね。
初代マクロスが西暦2010年くらいの物語で、Δが2067年だそうです。
宇宙の物語
男の子なら熱くなる物語です。
とある日、異星人の宇宙船が地球に墜落して、そのオーバーテクノロジーを流用して宇宙に旅立ちます。
目的は永住の地を探すことですが、その過程でいろんな異星人に遭遇するという物語です。
マクロスとはその宇宙船の名称で、初代から数えてΔは30番艦くらいだったかな?
30番目に地球を出発した戦艦で、億人単位で人類が乗り込んでいます。
なので生まれも育ちも宇宙船というのが普通です。
4つの共通点
作品数は少ないですが、どの作品もおよそ共通点を持ってます
1つ目は恋の三角関係。
2つ目はヴァルキリー小隊。
3つ目は宇宙の残酷さ
4つ目は歌。
三角関係
男主人公に対してヒロインが2人います。
最近のアニメはあやふやで終わることが多いですが、マクロスは割りと決着がつきます。
10年前に放映されたマクロスフロンティアで言うと、シェリルというヒロインと主人公が結ばれますが、シェリルは昏睡状態に陥り、主人公は異星人と旅立ち行方不明に、もう1人のヒロインのランカは、主人公探しとシェリルの回復を祈ります。
後ほど触れますが、割りと残酷な場面もあり、宇宙のリアルも表現してます。
今回の私が観た映画は二本立てで、フロンティアはまさにランカを主人公にした内容でした。
ヴァルキリー小隊
異星人との遭遇は戦闘がつきもので、ヴァルキリーという可変戦闘機です。
飛行機、人型、ハイブリッドの3段階の変形をします。
その小隊の一員に大体主人公は所属します。
そして大体隊長が戦死して、主人公が隊長になり部下を持ちます。
例えばフロンティアだと、隊長は死にませんが、所属してた部隊と敵対してる軍の隊長になってましたね、メチャクチャだな^^;
宇宙の残酷さ
「え?」っいうくらいアッサリ死ぬことが多いです。
フロンティアでいうと、宇宙船に穴を空けられ吸い込まれてしまうみたいな。
しかも主人公といつも一緒にいる仲間が。
死と隣り合わせで、それを理解しつつ必死で生きる様はリアリティありますね。
歌
いわゆる言葉が通じなくても心は通じる。
日本人と外国人で成立しますが、同様に地球人と異星人でそれが成立し、戦争の和解に一役買います。
デルタだと、ヴァルキリーの戦闘力を増幅させる兵器に一役買っていたのでどうかと思ったけど^^;
個人的に好きな歌が多く、ランニング中もよく聴いています。
長くなりましたがそんな感じです。
映画マクロスフロンティア
わずか15分の短編でしたが、あの後どうなったのかとても気になってた、それがしっかり再現されていたので、個人的にはとてと満足です。
昏睡状態のシェリルは目覚めたのか。
主人公は見つかったのか。
ランカとその仲間のその後の日々はどう過ごしていたのか。
かなり凝縮されていて見応えありました。
映画マクロスデルタ
個人的になもっと評価されてもいいと思うんだけどな。
デルタもそうだけどマクロス自体が。
サプライズもあり嬉しくなりました。
マクシミリアン=ジーナス
なんと言っても最大のサプライズはこの人!
というか予告編をよく見てれば登場してるね。
よく見なくてよかった^^;
初代マクロスの登場人物で、ヴァルキリーの操縦はもちろん、あらゆる技能に秀でた天才。
まあマクロス7でも艦長として登場してたし、デルタの主人公の同僚であるミラージュの祖父がマックスだから、映画に登場しても不思議ではないけど、まるで予想してなかったから、登場したときには個人的には激熱でした。
しかも単なる脇役ではなくてしっかり活躍してくれました。
おじいちゃんだからヴァルキリーには乗らないのかと思ってましたがなんのその。
敵味方含めて圧倒的な強さを誇っていました。
三角関係
さて、マクロスの共通点をなぞっていくと、デルタはテレビ版でアッサリ決着がつきます。
ミラージュがヒロインの一人で、もう一人がウインダミア人の歌姫フレイア。
主人公はフレイアとくっつき、映画でもそのまま踏襲され、その2人がどうなっていくかが描かれます。
見所としては、主人公のハヤテは地球人ですが、フレイアはウインダミア人というところです。
何が問題かって、ウインダミア人はパッと見、地球人と同じですが、平均寿命が30歳というところです。
同い年で結婚となると、お互い考えちゃいますよねー、俺ならどうするだろ(笑)
ヴァルキリー小隊
アニメでは隊長は戦死しましまが、主人公は隊長になりませんでした。
映画でなるのかなと思ったけど、結果としてはなるほどって感じでした。
宇宙の残酷さ
いやまあ、やはりすげえ。
他のアニメにはない残酷さ、いやリアリティがありますね。
ウインダミア人はある条件が揃うと実力以上の能力を発揮するのですが、命を削らなくてはいけません。
アニメ版でもかなり削って、何人か亡くなってましたが、映画では解決されたりするのかなと思ってましたが、そうくるか。。。といった感じでした。
歌
映画館の歌や音楽は最高ですね。
ただ個人的には、3Dポリゴンでキャラを動かして歌わせるようなことはしてほしくなかった。
なんだっけ、ラブライブだっけ、あれみたいなやつ。
あれはマクロスではいらない、マジで、普通の絵で良いです。
そして最後に
レディMについて。
要所要所にレディMなる謎の人物からの的確な指令がマクロスに下るのだが、正体が分からない。
初代ヒロイン歌姫ミンメイ、初代ヒロイン美沙、マックスの奥さんであり元敵軍の天才異星人ミリア。
多分この辺だと思うんだけど、一体誰なんだ。
映画でもかなり出てきたけど、明確な正体はわからずじまい。
初期から行方不明になっている移民船一番艦メガロード01が関係してる模様だがわからない。
デルタの次の作品に持ち越しかな!
楽しみだ!